私のためのニュージーズ備忘録

 

 

題名の通り、

ディズニーミュージカル「ニュージーズ」

を観劇してきました!!!!!!!!!

(ブログ題名がマジで捻りがないのは触れないで下さい)

 

大好きで仕方ないニュージーズへの気持ちが溢れて止まらないので、記憶を辿りながら好きだった所を延々と述べたいと思います!!!!

 

※文中のセリフや歌詞は私の記憶に基いたものですので、多少のミスは多めに見てください。

※トータル1万2千字を超えています!!長いです!!すいません!!!

 

やってきたニュージーズ初日。

 

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写真下手ですよね。分かってます。


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人の影が写ってますよね。分かってます。

 

 

前日は本当に緊張して多分3時間くらいしか眠れなかった。席に着いても前後左右近くのお客さんはみんなソワソワしていました。隣の席のマダムと無駄に頷きあったりした。あの時のマダム元気にしてるかしら……

 

劇場内で流れる大我さんの注意喚起アナウンス可愛かったよね……「お化粧室」の発音なんであんなkawaii……

 

 

そうこうしているうちに幕が上がるのですが……

 

まず

大我さん演じるリーダージャックのビジュアルの頼もしさ………………

 

大我さんってやっぱり中性的な顔をしているし、体格は華奢な方だし、鍛えてると言っても知れてるだろうなと思っていたんですが…

本当に申し訳ございませんでしたッッッ(大土下座)

 

焦げ茶?ブラウン?に染められた髪、身体の分厚さ、袖から伸びる腕の頼もしさ……

 

松岡広大さん演じる脚の悪いクラッチーと横になって登場する訳ですが、

一目でジャックだ!

感じさせる風貌の説得力がありました。

背中がでけぇ。

 

 

冒頭はクラッチーとの2人の掛け合いの中で憧れの街「サンタフェ」について期待を膨らませるシーン。

「小さな街で でっかく暮らすんだ!」

このセリフを言っているジャックの瞳の輝きがすごい。瞳の中にLED搭載されてる。

 

そうしてサンタフェへの焦がれる想い、クラッチーとの関係性をSanta Fe』に乗せて2人で歌うんですが、希望に溢れる青年2人のキラキラ、エネルギーがすごい。

 

 

個人的に私は大我さんのミュージカルは2019年の「HARUTO」ぶりだったんですが、ミュージカルド素人の私でも「進化してる…」と思わされるようなセリフの声の張り方、歌の音圧、表現でした。

 

ちなみに私は幕が上がった瞬間からずっと泣いていました(なんの報告)

 

歌中の「俺たちは家族だろ 見捨てたりしないさ」

この歌詞がさあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜のちのちちに効いてくるんだよ〜〜〜〜〜〜〜(号泣)

 

「夢を見る時間は終わりだ 新聞はほっといても売れやしねぇぞ!」

ジャックのこの言葉をきっかけにニュージーズ達の登場です。

 

まじでこのニュージーズ達のエネルギーがすんごい。

若い子達が多いからとかそういうことじゃなくて

何なんだろう、この時代のヒリつき、それぞれの「生」を感じて震えた。

 

そうして何より

群舞がめちゃくちゃ綺麗。

みんな踊りが上手いし揃ってるし、大迫力。初見の時は鳥肌が止まらなかった。

 

そして広場に現れるキャサリン

キャサリンが本当にもうため息が出るくらいに綺麗。

それをジャックが口説こうとするも、

「生意気な小僧 努力の甲斐なしッ」

って強い口調で突っぱねる。

本当にこの気の強さが良い〜〜〜〜〜〜〜〜(大の字)

 

そうして『Carrying the Banner』

という曲に入るんですが、

「売れない見出し 俺が変えてやる」

ジャックの説得力がすごいんですよマジで。

 

通常セリフでリーダーの風格というか、厚みを表現しているのはもちろんなんだけど、ニューシーズ達とのナンバーの中での歌い方の端々が太くて艶があって、

「リーダー・ジャックケリー」

説得力がすごかった。

 

レスとデイヴィの兄弟が新入りとしてニュージーズに加わります。(レスが本当に毎回毎回kawaiiのよ……)

この兄弟はお父さんが配達中にトラックに引かれて足を悪くしてしまい、職を失ったことから2人が家を支えるために新聞売りを始めることに。

 

それと時を同じくしてワールド社の社長、ピュリツァーが新聞の売値を釣り上げることを計画します。100部50セントだったものを60セントに、1部につき10分の1セントの値上げです。

 

そうとは知らないジャック。デイヴィたち兄弟と共に感化院の監視役スナイダーから追われています。

ジャックは過去に起こした罪から、子供用の刑務所である感化院にぶち込まれていましたが、そこを訪れたルーズベルト大統領の馬車に乗り脱走していたのです。

 

逃げ惑ううちにバーバリーヒルズのプライベートボックスでキャサリンと再会し、ここでジャックが

キャサリンに一目惚れする

訳なんですが…………

 

「一目惚れなんて馬鹿だと思ってた

素敵な女の子出会うとしても でも君みたいな人に出会うとは

月明かりはいらない 甘い言葉も

一目惚れなんて馬鹿だと思ってた 君みたいな人に出会うとは」

 

横のキャサリンを愛しそうに見つめながら似顔絵を書くんです。その時の顔が本っ当に優しい笑みを浮かべていて、ジャックあなたそんな顔するのね………………

 

そして私がさらにグッときたのが、ジャックが書いた似顔絵を見つけたあと、暗転する中はけていきながら

似顔絵を大切そうに抱きしめるキャサリンの姿なんですよ。

 

本当に大切そうにぎゅっと似顔絵を抱きしめていて……もう……恋始まったやん……(合掌)

 

そうこうして、広場で値上げを知るニュージーズ達。

ストライキを決行することになるも、自分達は参加出来ないと言うデイヴィ。

デイヴィ達は家族を養うために新聞売りをすることになった訳で、だから自分は抜けさせてもらうと。

 

でもジャックの

「デイヴィの親父さんに労働組合があれば新聞売りをする羽目になっていない(労働者として守られていたはず)」

と説得され、兄弟もストライキに参加することに。

 

ここで初めてデイヴィがニュージーズ達に混ざって群舞をするわけなんだけど、

 

加藤清史郎くん演じるデイヴィの気持ちの移り変わりの演技が丁寧で本当に良い〜〜〜〜〜〜

 

私の文章にしたらめちゃくちゃあっさりニュージーズに加わったな、って印象になっちゃうんだけど、実際のお芝居では全くそんなことなく、デイヴィの心の変化が感じ取られてすごくいい………………

 

というか本当に私の勉強不足で申し訳なかったんだけど、加藤清史郎くんの歌のうまさに度肝を抜かれた。こんな歌える人だったの…………?

 

 

そうして始まったストライキ

キャサリンに取材をしてもらうことに。ジャックに「上手く(記事を)書いてくれよ」言われたキャサリンが歌い上げる

Watch What Happens』

 

 

……まぁじで咲妃みゆさんすげえ〜〜〜〜

 

多分3分くらい?ソロで歌ってるんだけどめちゃくちゃ引き込まれる。

 

暗闇の中ピンスポットひとつで場を掌握する迫力、会場が揺れてるんじゃないかと錯覚するほどの音圧。

 

見る度に息をするのを忘れ、鳥肌が立ちっぱなしだった。 歌い上げた後に背筋を伸ばして暗闇の中に歩いて去っていく所も凛としていて最高……もうこの時点でキャサリンの虜でした…

強い女大好き…………

 

ストライキを行うと決めたものの、大きな勢力を持つブルックリンが味方に着いてくれず弱気になるニュージーズたち。

それを力強く鼓舞するリーダー ジャック。

 

「今引下がるわけにはいかないんだ、誰が加わろうが加わるまいが関係ない。

やる気になろうがなるまいが立ち上がるのは今しかない」

のセリフが超いい……

 

「まいが、まいが」(まいが、まいが?)の畳み掛けのテンポ感がシンプルに好きなのと、

弱気になるニュージーズ達を説得すると同時に

きっと自分にも言い聞かせてる…

 

この辺りから、

ただ強いだけのリーダーじゃなく、繊細な一面ももつ17歳の等身大のジャックの姿

がより色濃くなってきた気がする。

 

そしてさらに

「立ち上がろう今日こそ」って

デイヴィが歌い始めるんだけど……

もう……「立ち上がろう」って口火を切る(歌い始める)のがデイヴィって言うことにグッときちゃう……。

 

最初は家庭の事情から仕方なしに新聞売りに加わわったデイヴィが、仲間を鼓舞する側に回るくらい、ちゃんとニュージーズの一員になったんだって感じられて爆泣きした……

清史郎くん大きくなったね……(違う)

 

そうして一致団結したと思われたニュージーズでしたが、スト破りが行われてしまいます。

 

でも、スト破りをした3人も彼らを裏切ろうと思ってやったわけではなく、生活のためにお金を貰ってやるしか無かったんですよね。

 

みんなが「立ち上がろう」って歌ってる時のスト破りをすることになる3人の苦しげで気まずそうな表情がめちゃくちゃにリアルで毎回見てました……苦しいね……

 

「貧乏は罪じゃないのに…」

公正な取引を求め、子供たちが搾取される世界を変えるために3人にストライキに加わるよう頼むリーダーとしてのジャックの言葉の重み、説得感が凄くて、毎回ガン刺さりで泣いていました。

 

ジャックの言葉を聞き、

「仲間だよ……!」とスト破りの際に買った新聞を捨て、再びニュージーズの輪に戻った子や、それを迎え入れるニュージーズたちの表情がとてもいい……

 

熱くて、仲間って素敵だなと思わせてくれるんですよね……青春…………

 

ニュージーズくん達一人一人の表情見てたら、本当に覚悟を決めた顔というか、やってやるぞという顔をしていて、さらにジャックの

「いくぞ!」の太い声で本当にひとつになったんだなと……

 

ニュージーズたちがひとつにまとまって行く様子が本当に手に取るように分かって素敵だった。

 

そうしてやっと上手くいくかと思いきや、デランシー兄弟やスナイダーがやってきて殴りかかってきます。

怒りで震えるジャックの

「ニュージーズ…やっちまえ」

一声でボコボコの大乱闘に。

 

そこで

クラッチーがスナイダーに捕まえられて感化院に連れていかれてしまうんですが、

 

その時の「ジャック……いやだ助けて……!行きたくないッ……」

の叫び声が思わず耳を塞ぎたくなるくらい毎回毎回本当に悲痛で辛くて……

 

大我さんが何かの記事で、まともにくらうと泣いてしまう、お芝居が出来なくなると言っていたけど本当にそれくらい迫力があって悲しくて苦しくて痛いシーンでした。

 

このニュージーズの舞台できっとあのクラッチーのシーンはジャックの心情を大きく揺さぶる大切な場面。

それを毎回毎回あのクオリティでやってみせる松岡広大さんシンプルにすごすぎて怖い。

 

そこからやってくる1幕の山場。

『Santa Fe』

 

もうね〜〜〜〜〜〜散々見た人から語り尽くされていると思うけど、本当に凄すぎて。

歌が終わってド肝を抜かれて椅子から立てなかったいう初めての経験をしました。

 

公演を重ねる毎に歌の表現やアプローチが変わっていっていたのですが、その度に絶望や後悔の色がより濃く出ていて、悲しみが私の方を目掛けて向かってやってくる感覚に陥りました。

 

毎公演毎公演魂を削っているんだろうなと感じるほどのものすごい気迫を感じました。

 

個人的にめちゃくちゃ刺さったのは、

 

 

これですね。

上を向いた瞬間瞳孔ガン開きで目から色が消えていました。絶望の迫力に思わず恐怖すら覚えた。

 

 

 

そうして幕間を挟み 始まる2幕。

新聞に載ったことを喜ぶニュージーズ達とキャサリンがデリでタップダンスをしているんですが、このシーンが本当に明るくて大好きで。

 

ここに来て改めてニュージーズ達の多彩さに本当に驚いた。

確かニュージーズくん達はバレエの選抜で選ばれたんだったと思うんだけど、ダンスはもちろんアクロバット、タップダンスまであの迫力……

 

そしてその動きの中にもそれぞれのキャラクター性まで織り込まれていて、本当に一人一人細かく見たかったのに目が足りなくて悔しかった…………

 

あと個人的キャサリンkawaiiポイント(キモポイント)は、

フィンチに促されタップダンスを披露するキャサリンですね。やってみるもあんまり上手じゃなくて……kawaii

 

それに呆れてニュージーズくん達が誰も見ていないのに気づいて「……あれ?もうっ」ってプリプリしてkawaii

素敵な足さばきでタップダンス披露するところ。

 

あと、脇を支えてもらって後ろの台に載せてもらうレスを見て、「私も!」って感じでバンザイで待機してるキャサリン……お茶目……kawaii

 

ただ気が強くて聡明なだけじゃなくて、こういう細かな茶目っ気がキャラクターに深み持たせて本当にキャサリンが大好きになってしまう。

 

そしてこの『King of New York』

ニュージーズくん達に囲まれ女の子はキャサリンは女の子1人なのに、ハーモニーの中からちゃんとキャサリンの声が突き抜けて聴こえるんだよね。

 

本当に無知だからどういう出し方でああなってんのか分からないんだけど、本当に咲妃みゆさんの技量というか、それが本当に凄まじいんだろうな…………

 

暗転して明るい場面から変わり、 感化院にいるクラッチーのシーンに。

私的号泣必至爆裂号泣号泣ポイントです。

 

ロウソクの細い灯だけを頼りに、

『Letter from The Refuge』の曲に載せてジャックに手紙を書いています。

 

「昨日は役立たずでごめん

……

屋上が恋しい 夜空に抱かれ眠る あのペントハウスで 風が涼しい 7月でも

……

でもピュリツァーは倒せる そしたらジャック行けるかもしれない一緒に

いつも言ってた緑溢れる国へ ビルなんか見えない 黄金の馬に乗って

……

屋上で言ってたよね家族は支え合うと

仲間に伝えて互いに守り合えと

以上 友達の親友の兄弟のクラッチー」

 

ジャックはクラッチーを守れなかったことをめちゃくちゃに後悔し 、その事に傷つき打ちひしがれているけれど、 クラッチーはジャックを恨んだりそういうマイナスな感情は一切持 ってないんだよね。

 

それが感じられる「役立たずでごめん」
毎回心が揺さぶられる。

 

劣悪な環境に置かれ、窓の方まで行けないほど衰弱しているのに、 自分のことはさておき家族であるニューシーズたちに

「互いに守りあえと伝えて」と伝言を残す。

 

……………………………………

クラッチー…………………………

おめえ……良い奴が過ぎるよ…………

 

片足が不自由だから新聞をよく売れるんだと言われた時に、

「キャラだ!(キャラがいいから売れるんだよ)」

言い返していたけど、 キャラというか、

自然と他者のことを顧みることが出来る温かな心を持っているから なんだろうな……

 

そして感化院の中で衰弱しながらも気丈に振る舞いながら仲間を気にかける、ってすごく難しいことをあの歌の中でバッチリ表現する松岡広大さん本当にすごい……


毎回私はこのシーンで涙腺がぶっ壊れて双眼鏡が水浸しになります。

 

クラッチーを失ったことにショックを受け、メッダの劇場で絵を描いているジャック。
そしてそれを見つけだすデイヴィ。

 

自分の発言や行動によって仲間を危険にさらしたことを後悔するジャックは、

「仲間を危険な目に合わせることはもう出来ない」

集会を開きたいと言うデイヴィを突っぱねます。


それでもデイヴィは

「誰もやったことないことをしてる、危険は付き物だ」とジャックに集会に来てくれるよう頼みこみます。

 

この2人のガチな感情の発露が毎回心を揺さぶるんですよ、、、、

 

「お前はクラッチーが10分の1セントの犠牲になっても構わないのかよ!!」のジャックの剣幕、、、、


大我さん20歳を超えてから怒った記憶がないって本当...?(失礼)


「父さんに組合があったらこんな惨めな暮らしはしてなかったって言ってたじゃないか。
これは勝たなきゃいけない戦いなんだよ。」


ストライキをやめたらクラッチーにどんないいことがあるのか教えてくれ」

 

あ~~~~~~~~~~~~~~~

デイヴィ~~~~~~~~~~〜〜(号泣)


以前自分がストライキから離脱しようとした時にジャックがかけた言葉を使って、

今度は同じような状況で立場が逆転したジャックを説得しようとするの胸アツ展開過ぎて、、、少年漫画か?


そうしたデイヴィの説得にジャックも少しずつ心を動かされて前を向いていくんだけど、 その時の

瞳に光を取り戻す目のお芝居

本当にすごい。
何で演技する人って瞳の中の光まで操れるの…?


そうして集会に参加することを決め、ピュリツァーを招待しに行くも、 図らずもキャサリンピュリツァーの娘だということを知ることになってしまいます。


さらには集会で反対に投票する演説をすれば西部に旅するだけの旅費を用意してやる、自分に逆らえば仲間達を感化院にぶち込むぞとピュリツァーに返り討ちにされてしまいます。


そうしてジャックは恋心を抱いていた相手に裏切られ、仲間を救うために1人で全てを抱え、ブルックリンらも加わったニュージーズ達が集まる集会でストライキ反対の演説を行います。


この時ニュージーズ達が劇場に集まる中、

「大人として扱われたいのか?」

とまず声だけでジャックが登場するんだけど、 この時の声の説得力がすごいのよ…
姿は見えずとも「ジャックだ!」

ニュージーズ達を色めき立たせ圧倒的リーダーとしてのカリスマ性をまとった声。

 

しかしジャックはストライキ実行に反対に投票を促す演説を行い、逃げるようにいつもの屋上にやって来ます。そこにはキャサリンの姿が。


ピュリツァーの娘だと隠されていたことから彼女を裏切者だと言うジャック、裏切ったつもりはない、 全てを話さなかっただけだというキャサリン


「もしお前が女じゃなかったら殴ってるところだ!」


「もし私が男だったらあなたの片目はとっくに腫れ上がってるわ」


ってお互いすんごい言い合いをするんだけど、ここのケンカ(ケンカ?)が回を重ねる事にお互いの剣幕がものすごいのよ、、、

 

「キツい1発食らわしてみろ」

ってジャックが言ったことから実際にキャサリンがジャックに殴りかかろうとするんだけど、キャサリンは育ちのいいお嬢さんだから人を殴ったことなんてないわけで。


へたくそなパンチを繰り出そうとするんだけど、 毎回毎回ジャックの煽り方がめちゃくちゃ腹立つんだよな~ 

「来いよ来いよここですよ、分かりますか〜?」

って自分のほっぺを叩きながら。

 

強気に煽ってたジャックだったけど、 殴ると見せかけてキャサリンからお見舞されたキスに動揺する姿がめちゃくちゃにkawaiiんだよ、、、


すんごく目を大きく見開いて唇に手を当てて「今キスしたよな?」 って感じで。


キャサリンが話してるのにぼーっとしてて「聞いてるの!?」って注意されて「き、聞いてるよ...」って答えるけど絶対聞いてないもんね、

絶対キャサリンの唇の柔らかさ反芻してたよね。


「本物のボスっていうのは人の意見を聞いて、 何が正解か判断できる頭の持ち主のことよ」


ピュリツァ―を倒す為にキャサリンは、

少年十字軍を結成することを提案します。


ニューヨークで不当に扱われ搾取されている同年代たちと共に立ち上がり少年十字軍を結成することを提案します。


キャサリンが記事を書き、 ジャックの絵をつけて新聞で配り世間に実態を知らしめようと。

そうやって話がまとまって早速行動に移そうとするも、


「待ってストップ、君...どういうつもり?」
「ここに なにかある?」

………………………………………………

 

か、KAWAII…………
ニュージーズ達をまとめあげるジャックも恋愛になると臆病な等身大の17歳じゃん~、、、

 

「今夜ここで君を見てると、 明日になったら何もかも変わってしまうんじゃないかって怖くなる 。


もし時を止める方法があるなら、俺はそれを掴んで離さない。
そうすれば君をずっと見つめていられる。」

 

「あなたは知らぬ間に私の心に入ってきたわ」

 

ゆっくりとキャサリンをバックハグをするジャック。
嬉しそうにジャックの腕に手を添えるキャサリン
2人の画が美しいのよ、、、

 

そうして 

『Something to Believe In』に入るんだけど、

2人のラブラブイチャイチャが回を重ねる事に増してる。

本当に毎回ニタニタしながら見つめていました。


ジャックの前髪をかき分けて顔を覗き込んで微笑む、 胸の辺りから肩、腕に触れて両手をぎゅっと握るキャサリン

キャサリン…………

ジャックのことめちゃくちゃ好きやないか〜〜〜〜〜 〜〜〜〜(大の字)

 

というか、 この曲2人のハーモニーも声量も声質もめちゃくちゃ合っていてす んごい心地よい幸福感。


一生聴いていたい。 私が生まれ変わったら屋上にある絵を丸めて突っ込んでるポストみたいなやつになりたい。


「明日俺が消えても愛は残る 信じられるものがある 二人の間には」
この曲の中でそう歌い上げるんですが、
クラッチ―を失った直後の『Santa Fe』では「信じられるものが欲しい 絵なんて描かなくていい」と歌っていたジャックが、

信じられるものを見つけた瞬間なんだよね、、、

 

さらには劇場のプライベートボックスでキャサリンに一目惚れした時に

月明かりはいらない」

歌っていたジャックが、

その一目惚れ相手であるキャサリンと思いを通わせた時には月明りが二人を照らしているの、素敵すぎやしませんか、、、

 

歌い終わって暗転しながらキスをする時に、 ゆっくりとジャックの頭に手を添えるキャサリンが好きすぎて苦しい。はあ~幸せ、、、


そうしてジャックは少年十字軍の新聞を印刷するためにニュージーズ達を印刷機のある地下室に呼び出します。


「戻ってきてくれて嬉しいよ」

って声をかけるデイヴィに、

「うっせえ!いひひ」って返すジャック。


2人の絆を感じて心の中で「私も嬉しいよ~!!!!!」って毎回言ってた(やめてください)

 

地下室の管理人さんや新聞王の息子まで味方に付け、 ついに計画を実行します。


ニュージーズ達を地下室に迎え入れる時に一人一人と腕を交わして 力強く頷き合うんだけど、 その時のジャックの背中が本当に頼もしくて。

 

ジャックと目を合わせるニュージーズ達も一人一人本当に決意を宿した目をしていて、始まるんだ、、、!とゾクゾクした。

 

そして始まる『Once and for All』

 

「インクで書くのか血で書くのか
俺たちを裏切ったら血を見るぞ」
ここの群舞の迫力が本当にすごい。
みんな腹をくくって やってやるんだってパワーがみなぎっていて、 声のパワーに圧倒された。

 

そうして立ち上がった少年十字軍。

新聞に載せたことでピュリツァーの悪事が明るみに出て、 批判が殺到。

さらにはニューヨーク中が麻痺する結果に。

 

ルーズベルト大統領まで駆けつけ、 ピュリツァーに卸値を元に戻すよう伝えます。


それを聞いたジャック、 同じ部屋にいたデイヴィとスポットに嬉しそうに駆け寄り肩を叩き合います。

 

その時、間にいたキャサリンには目もくれず、 デイヴィ達に駆け寄っていたのが仲間たちとの絆が見えた気がして 何かぐっと来た、、、

 

結果としては値上げ額は半分にし、 売れ残った新聞を卸値と同額で買取って貰うことで決着をつけます 。 17歳という若さでちゃんと同等に渡り合い取引できるジャック。

 

ビジネス成立の時に代償としてジャックは手のひらに唾を吐き掛け 、ピュリツァーも同じように唾を吐くんだけど、その時の

「… プッ(めちゃくちゃ弱々しい)」が毎回本当に笑ってしまう。


ピュリツァーは劇中では分かりやすく主人公たちの敵として描かれているけれど、なんだか憎み切れないキャラクターなのがまた素敵だよね。

 

そうして決着がつき、いつもの広場で

「勝利だあ!」 とニュージーズたちに伝えるんだけど、 その時の晴れやかなジャック、 ジャックに拳を突き上げるニュージーズ達の表情がほんっっっっともう最高に晴れやかで見てるこちら側の心も温かくなりました。

本当によく頑張ったよみんな、、、

 

ジャックが描いた感化院の絵によって感化院は閉鎖されることになり、それと同時にクラッチ―が帰って来ます。

おかえりクラッチー!!!!!!!(号泣)

 

ニュージーズ達には明るく振る舞うも、 ジャックと目を合わせる時は真剣な顔で頷きあってハグするクラッチーとジャックの関係性が本当に良い。


クラッチー生きて帰ってきてくれてありがとう~!!!!!!

 

無事にすべてがうまくいったと思いきや、「俺は旅に出ます!」 と言い出すジャック。


それを引き留めるニュージーズ達。

「いい加減あの『サンタフェ~♪』って歌うの飽きてこない?」 とデイヴィ。


清史郎デイヴィ、毎回この『サンタフェ~♪』の歌い方を『サ~ンタフェ~♪』って冒頭バージョンと『サ~ンタフェ~⤴♪』(伝われ)バージョンとか回によって変えてくるから、

毎回このサンタフェガチャ(サンタフェガチャ?)をめちゃくちゃ楽しみにしてました。

清史郎デイヴィ最後まで歌がうめえ。

 

「ニューヨークには俺達がいる、俺たちは家族だ」というクラッチ―。


クラッチ―が言うこの言葉の重み。 一度離れ離れになってもお互いを思い合っていたニュージーズ達。
お互いを家族と言える仲間って、ええよね、、、(号泣)

 

新聞をまた買いに列をなすニュージーズ達。

それを背に考え込むジャックに声をかけるキャサリン


「あなたはもう1枚エースのカードを持ってる。私よ!」


このセリフ〜、、、、、、、、

私の完敗です良すぎてずるい。


私も大切な人がピンチに陥ったり何か起きた時は絶対このセリフ使うことに決めました。(やめてください)

 

そうやってキャサリンとジャックがいちゃついてる後ろで新聞を買いにいって階段を下りるクラッチーに、デイヴィがすぐに駆け寄って肩を貸しているんだけど、

 

なんかもうそれがあまりにも当たり前のように行われて。

それがデイヴィがニュージーズとして生きている証ような気がしてまたさらにグッときていました。

 

「あなたがどこに行こうと、私はあなたのそばにいる」
「本当に...?」
「本当よ!」


お互いを愛おしく見つめキスをするキャサリンとジャック。

 

これ、 2人の後ろでショック受けた顔で2人を見つめるニュージーズ君が何人かいてめちゃくちゃ微笑ましいのよ……少年たち静かに何人か失恋してる。

 

決意したように小さく頷いてまた新聞を買いに行ったジャック。

その姿を嬉しそうに見つめるニュージーズ達。

 

さらに絆を固く結んだニュージーズ達が、 また今日も新聞売りとして生きていくんだと感じさせる晴れやかなフィナーレを迎えます。

 

 


こうして振り返ってきましたが、私は不安定で理不尽な世界の中で権力に押しつぶされそうになってもそれを乗り越え、 仲間たちを誰一人置いていかないニュージーズ達の生き方に勇気をもらいました。


舞台の上にはずっとずっとエネルギーが溢れていて、 月並みな言葉になってしまうけれど観終わった後は本当に元気をもらえる作品でした。


ジャック、クラッチ―、キャサリン、デイヴィ、 そしてニュージーズ達。

 

登場するキャラクター一人一人が本当に素敵で、 それぞれの生き方があって。

本当にみんなのことを抱きしめたいくらい大好きになりました。

 

舞台が発表されてから約2年。中止が発表されてから約1年半。 再演が決まってからの数カ月。

 

ずっとずっと幕が開くのを待ちわびていましたが、 その先でこんな素敵な作品と出会うことができるなんて思っていませんでした。

 

私はミュージカルについて何も分からない素人ですが、 大我さんがこの作品のためにめちゃくちゃ努力して鍛え上げて仕上げてきたのだと十分に伝わってきましたし、 実際ミュージカルのファンの方々にも褒めていただいているのを見 て、本当にすごい人を好きになったなとひしひしと感じました。

 

初日のカーテンコールで小池先生も
「京本君はすごく もっている方です。

ここまでやれるようになると思いませんでした。」


「今日のこの舞台は、 天国のジャニーさんも見てくださっていると思います。」

 

とべた褒めして下さっていて、、、
大我さん本当にサイコーだよ、、、

 

私は大我さんきっかけでこの作品に出会ったわけですが、 もう本当にニュージーズという舞台の虜になってしまっていて。

 

再演されることがあれば絶対に見に行きたいし、 欲をいうなればもう一度同じキャストで見たいなあと( 言うだけタダだよね!)


そんなこんなでバチクソに長くなってしまいました!!!!!
予定では好きなシーン選んで書くつもりが結局この有様です !!!!


ニュージーズが本当に素敵な作品だったってことが伝われば幸いです!!!!!


ここまで読んでくれた方いらっしゃればありがとうございます!
纏まりませんでしたがここで終わります!!!!

 

Forever NEWSIES!!!!!🗞💐

 

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やっぱり写真下手だよね!?